丹下憲孝

1985年にハーバード大学デザイン大学院建築学で学士号(1981年)と修士号を取得し、1985年に建築学校を卒業後、父であり有名建築家である丹下健三が代表を務める丹下健三・都市・建築設計研究所に入社しました。1997年に同研究所の代表取締役社長に就任し、2002年に丹下都市建築設計に改組しました。丹下都市建築設計は国内外の有名建築物の設計を手掛けており、2020年東京オリンピックの東京アクアティクスセンターも設計しました。父である丹下健三も1964年に開催された東京オリンピックの体育館を設計し、同都市で親子が同じ施設の設計を行なった初めての例となりました。これまでに、東京アクアティクスセンター(日本)、ロメオホテル(イタリア)、上海銀行本社ビル(中国)、ザ・ワン(中国・香港)、統一国際タワー(中国・台湾)、バリア・ブンタオ省合同庁舎(ベトナム)、オーチャードゲートウェイ(シンガポール)、ダナモンバンク本社ビル(ジャカルタ)などを手掛けてきました。